コレールのブラジャーをずっとお探しのあなたへ。｜ヘヴンズブルー相談ができるランジェリーショップ下着専門店

「コレールのブラジャーを探しています」
そんなお問い合わせをいただくことが少なくありません。

こんなあなたに

・もうずっとコレール一筋
・コレール以外ここ10年以上使ったことがない
・コレールのブラがどこにも在庫なくて困ってる
・下着屋さんにも行くことがなくて、サイズもずっと同じ

Contents

「コレール」ってなに？食器？　←違います。ブラジャーです。
「そ、そのブラはどこで・・・！」
コレールの真似をしたくても・・・
コレールのすごいところは、実は「素材」だったのかも。
しかし、すでに幻のブラとなったコレール・・・
大好きだったブランドに心からの敬意を。そして、新しい選択を。

「コレール」ってなに？食器？　←違います。ブラジャーです。

お若い方は「コレールって何？」でしょうが、40代以上のおしゃれな女性は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

「コレール」の名前を。

そう。コレールとは・・・

80年代〜90年代に大流行した、フランスのブラジャー。

当時はインポートランジェリーといえばコレール。（厳密にいえばインポートランジェリーという括りではないという説もあります。ここでは説明を省きます、また後日）

「そ、そのブラはどこで・・・！」

コレールのブラジャーは、他のどのブラジャーとも違います。

なんというか、ヘヴンズブルーでは
「ミサイルバスト」って呼んでました。

バストの見え方がブラで変化してしまう、という前向きな結果に世の女性たちの心はワクワク浮き立ったもの。

それまでの日本のブラジャーはフルカップタイプが多かったこともあり、コレールの3/4カップのツンとしたフォルムはとにかく衝撃的で、それまでのバストラインとは一線を画した仕上がりにもう大興奮、センセーショナルもいいところ。

世の女性の胸元が一斉に強めの主張をしだしたわけです。

ファッションに敏感な女性の心はときめきますよねえ。。

都内のとあるビルのエレベーターの中で、あまりに美しい胸元の女性に思わず「どこのブラですか？」と聞いたら「フランス製よ」と言い残して去ったマダムの話とか・・・

情報に乏しい時代特有のこの必死なアクションとマダムの反応、いじらしくもエピソードですね。

コレールの真似をしたくても・・・

ブラジャー内側の写真ははっきりとコレールの個性をあらわしていますね。（下側がコレールです）
円周のカーブが深く、キュッと左右幅が短いのが特徴です。

当時、コレールの隆盛は業界にとっても羨望の的でした。

コレールに追いつけ、追い越せ、なブランドもがんばりました。知ってます。
でもどうやっても女性たちからの感想は「コレールとは違う」とバッサリ。

当然なのかもしれませんが、コレールを真似て、コレールに並ぶブランドは誕生しませんでした。そもそも真似なのですから当たり前といえばそうなのですよね。

しかし女性のバストへの好みも変化していくもの。それが時代。

「コレールには勝てないが、コレールではないブラが望まれるならそれで行こう」と考えたかどうかは分かりませんが、さまざまなメーカーがコレールの真似をやめ、独自の発展をたどっていくことになります。

その中で素晴らしいブランドも誕生していくことになりますが、全てがコレールとは別のコンセプト。
究極に真逆なのはレースのみの三角ブラあたりですよね。

とはいえ、出荷規模で言うならコレールの比では全くありませんが、これも多様性を旨とする今の時代の特徴でしょう。